無限の体力

無敵だった時期

 大学生時代には大学に通いながら、北海道洞爺湖町にある佐々木ファームという農場の土地をお借りして、「ちきゅう留学」というイベントの運営をしていました。大学3年生の夏には、この農場で「U25環境未来サミット2021」というイベントを、仲間たちと一緒に開催し、大学4年生の夏にはイベント名を「ちきゅう留学2022」に変更してイベントを開催しました。このイベントは、全国から集まった15歳〜25歳の参加者、通称「留学生」と共に、3泊4日の間、ゲストの方々のお話を伺ったり、みんなで一緒に食事を作ったり、農業体験をしたり、自分自身と向き合う時間を持ったり、キャンプをしたりと、さまざまな角度から自分を見つめ直す機会を提供する内容でした。自然豊かで、食べ物も美味しく、仲間が集う洞爺湖町という場所は、心の内側を解放するのに本当にぴったりの場所だったと感じています。

ちきゅう留学運営メンバー

 このイベントを立ち上げてから、もう3年ほど運営をしてきましたが、特に大学4年生の夏に開催した「ちきゅう留学2022」では、自分でも驚くほど体力があり、本当に体力が無敵だったと思います。誰よりも遅く寝て、誰よりも早く起きても常に元気がなくなることがありませんでした。小中高と野球に打ち込んできた経験が影響していると思いますが、当時の自分は体力に対して絶対的な自信があり、「誰にも負けないだろうな」と思いながら毎日を過ごしていました。実家にいる時も、朝から晩まで誰かにお会いしたり、あちこち出かけたりして、多少の睡眠不足でも常に元気でいられました。 ただ、周りの人生の大先輩方からは「体が資本だよ」とか「25歳くらいから本当に体力が落ちるよ」といった言葉をよく耳にしていました。当時は、それも一理あるんだろうなと思いつつも、体力には絶対の自信があったので、自分ごととしては思っていませんでした。
 
 しかし、この記事を書いている今の自分は、正直なところ、体力が落ちている自分に少し怖さを感じています。 運動をすればすぐに足がつってしまうし、一日中元気で過ごせる日が1か月に1回もないこともあります。何より、回復力が明らかに低下していると感じています。急に体力が課題になった。本当にどうすればいいんでしょうか……。(笑)今日はそんな悩みをちょっと書いてみました。一応、体力回復に向けた対策も少しずつ始めてはいるので、次回はそのことについて書いてみようと思います。

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